第 19 章
ユーザデータセクション:時系列($y $h $q $m)・内容入力($d)・期間限定($r)
新期間指定(西暦年4桁表記)型パラメータ(2003.10.31新規)
旧期間指定(西暦年下2桁表記)型パラメータ
期間省略型パラメータ実際例1(戦前統計の生産国民所得とデフレータ) (2003.10.31新規)
実際例1の出力結果 (2003.10.31新規)
書式($y in $$u)例1
書式($y in $$u)例1の出力結果
書式($y in $$u)例2
書式($y in $$u)例2の出力結果ユーザデータ・コンテンツ(2003.10.31更新)
書式($d in $$u)例1
書式($d in $$u)例2
書式($d in $$u)例3
書式($d in $$u)例4新有効期間指定型パラメータ(2003.10.31新規)
旧有効期間指定型パラメータ
期間指定解除パラメータ
日経NEEDSのマクロ経済データや単独決算データ,連結決算データだけではなく,ユーザ自身が持っているデータをxcampusに入力して一緒に分析したい場合も結構ある.この章では,主として時系列のユーザ・データを入力するためのコマンドやパラメータを説明する.
本ページの書式例参照プログラムはWeb版xcampusの場合は各大学のWeb版のプログラム事例として収録され,クリック1つですぐに実行できる.Windows版の場合は,xcampusの[ファイル]メニューの[開く]をクリックして,xcampusの見本プログラム群の[rffmtprg]フォルダに収録されている.Linux版xcampusの場合は,コマンド xccp を入力することによってプログラム一覧が表示される.なお,ユーザファイルを用いるプログラムはWeb版xcampusでは取り扱わない.
ユーザ・データ・セクションは
$$u |
で開始される.
時系列ユーザデータの属性指示コマンドは,次の4形式のいずれかである.
$y |
$h |
$q |
$m |
時系列ユーザデータの属性指示パラメータは,上述の「$y」「$h」「$q」「$m」コマンドに続いて,次の 3タイプのいずれかの形式で記述する.
新期間指定(西暦年4桁表記)型パラメータ(2003.10.31新規)
旧期間指定(西暦年下2桁表記)型パラメータ
期間省略型パラメータ実際例1(戦前統計の生産国民所得とデフレータ) (2003.10.31新規)
実際例1の出力結果 (2003.10.31新規)
書式($y in $$u)例1
書式($y in $$u)例1の出力結果
書式($y in $$u)例2
書式($y in $$u)例2の出力結果
$$u
$d
reset
1゜ 2゜ 3゜ 4゜
◎◎◎◎.○○,◎◎◎◎.○○,変量名;単位 |
1゜ 2゜ 3゜ 4゜
◎◎○○,◎◎○○,変量名;単位 |
1゜ 2゜ 3゜
△△△△△△△△△,変量名;単位 |
<ユーザデータ
: 戦前経済統計の生産国民所得(大川推計)の分析> ユーザデータとして,日本経済新聞社電子メディア局編「日本銀行 明治以降 本邦主要経済統計 」(2003年7月)の中の,「国民所得」関連統計で,「戦前の生産国民所得(大川推計)」の 年次データを入力する実際例である.====================== nip1878
=================================== ==== 出所:日本経済新聞社電子メディア局編 ==== 「日本銀行 明治以降 本邦主要経済統計 CD-ROM」2003年7月 ================== ユーザデータ・セクション ==== 戦前統計:生産国民所得(大川推計) $$u ----------------- 年次データ属性コマンド $y 1878.00,1942.00,NIPnominal;million\ // 始点年.00,終点年.00,変量名;単位 △△△△△△△△△△△△△△△,pNIP;1928-32=100 // 空白で同一期間(△はスペース1文字),変量名;単位 ----------------- データ入力指示コマンド $d ctype // ケース毎に読むタイプ 次行以降にExcelファイルからコピー&ペースト 401 35.9 611 41.5 799 49.5 813 54.7 713 49.9 <途中省略> 33914 182.3 38695 196.7 45101 251.9 ================== 変量分析セクション $$v ----------------- 変量記号割当 $a N,NIPnominal D,pNIP ----------------- 数値出力範囲 $d all // 全範囲 ------------------ 変数変換 $t n=(N)/(D/100) // NIPreal △=pr*(N,D,n) // 数値プリント(△はスペース1文字) .................. Z=log(n) // log(NIPreal) J=log(D) // log(pNIP) ................... z=<.d(Z)3 // moving slope of log(NIPreal) j=<.d(J)3 // moving slope of log(pNIP) ========================= グラフセクション $$g ----------------- プロット出力範囲 $d all // 全範囲 ----------------- プロット $p Nn,D // 「,」で別スケール Z,z J,j ========================= 終了セクション $$ |
<ユーザデータ・
マクロ:大阪府内総生産の国内総生産に占めるシェアの推移> ユーザデータとして大阪府内総生産の年度データを入力する書式例である.============== u-y-f1.txt ========= ================== ユーザデータセクション $$u $y //年次属性指示コマンド 1965.00,1987.00,大阪府内総生産 // 新期間指定(年.期)パラメータ -------------------- $d //データ内容コマンド vtype //データ内容パラメータ<変量ごと記述タイプ> 3156,3717,4432,5195,6199,7171,7632, //大阪府内総生産データコンテンツ 9069,11603,13121,14253,15908,16728,18061, 20241,22090,23145,23997,24869,26369,27267, 28030,29556 =================== 日本経済セクション $$n --------------- time series $t //時系列入力コマンド GDPBY90,国内総生産 //国内総生産(名目) 旧68SNA・1990年基準計数(MTコード11000007) --------------- list $l //入力変量リストコマンド ==================== 変量分析セクション $$v $a //変量記号割当コマンド x,国内総生産 y,大阪府内総生産 ------------------- $d //表示範囲コマンド all //全範囲 --------------- transform $t //変数変換コマンド x=&.s(x)1,2 //[&.s]データ編集(国内総生産)[1,2]-->年度へ,第2四半期始点 a=%.c(x) //前年比変化率 b=%.c(y) s=(y/x*100) //府内総生産の国内総生産に占めるシェア L=(s1) //前期(前年)シェア P=:ci(x) //ケース(時点)識別文字列 △=pr*(x,y,a,b,s) //数値プリント(△はスペース1文字) ======================== グラフセクション $$g $d //表示範囲コマンド all //全範囲 ---------------- $p //プロットコマンド xy,s //国内総生産(x),府内総生産(y),大阪府のシェア(s) xy,ab // xの前年度比変化率(a),yの前年度比変化率(b) ------------------ $c //散布図 s,L,*,P //大阪府シェア(s),前年度シェア(L),回帰線(*),時点識別文字(P) ======================= 終了セクション $$ |
書式($y in $$u)例1のプログラム参照[u-y-f1.txt]
<ユーザデータ・
マクロ:県内総生産の広島の対大阪比率,広島・大阪の対全国シェアの3次元推移図>============== u-y-f2.txt ========= ====================== ユーザデータセクション $$u $y //年次属性指示コマンド 1965.00,1987.00,大阪府内総生産 // 新期間指定(年.期)パラメータ △△△△△△△△△△△△△△△,広島県内総生産 //(△はスペース1文字) -------------------- $d //データ内容コマンド vtype //データ内容パラメータ<変量ごと記述タイプ> 3156,3717,4432,5195,6199,7171,7632, //大阪府内総生産データコンテンツ 9069,11603,13121,14253,15908,16728,18061, 20241,22090,23145,23997,24869,26369,27267, 28030,29556 784,925,1130,1346, //広島県内総生産データコンテンツ 1637,△,△,△,△,△, //1970〜1974年度 データ欠落(△はスペース1文字) 3991,4392,4817,5207,5638,6042, 6384,6594,6834,7223,7532, 7780,8127 ======================== 日本経済セクション $$n --------------- time series $t //時系列入力コマンド GDPBY90,国内総生産 //国内総生産(名目) 旧68SNA・1990年基準計数(MTコード11000007) --------------- list $l //入力変量リストコマンド ========================= 変量分析セクション $$v $a //変量記号割当コマンド x,国内総生産 y,大阪府内総生産 z,広島県内総生産 ------------------- $d //表示範囲コマンド all //全範囲 --------------- transform $t //変数変換コマンド x=&.s(x)1,2 //[&.s]データ編集(国内総生産)[1,2]-->年度へ,第2四半期始点 a=%.c(x) //前年比変化率 b=%.c(y) c=%.c(z) s=(y/x*100) //大阪府内総生産の国内総生産に占めるシェア h=(z/x*100) //広島県内 r=(z/y*100) //広島県内総生産の対大阪比率 L=(s1) //大阪前年シェア M=(h1) //広島 P=:ci(x) //ケース(時点)識別文字列 △=pr*(x,y,z,a,b,c,s,h,r) //数値プリント(△はスペース1文字) ======================== グラフセクション $$g $d //表示範囲コマンド all //全範囲 ---------------- $p //プロットコマンド xy,s //国内総生産(x),大阪府内総生産(y),大阪府のシェア(s) xz,h // 広島県内総生産(z),広島県のシェア(h) xyz,abc // (x),(y),(z) の各前年度比変化率(a),(b),(c) sh,r //大阪府シェア(s),広島県シェア(h),広島の対大阪比率(r) ------------------ $c //散布図 s,L,*,P //大阪府シェア(s),前年度シェア(L),回帰線(*),時点識別文字(P) h,M,*,P //広島県シェア(h),前年度シェア(M),回帰線(*),時点識別文字(P) ----------------- $3 //3次元図 縦軸 横軸 奥行軸 r,h,s,P //広島の対大阪比率(r),広島県シェア(h),大阪府シェア(s),時点識別文字(P) ======================= 終了セクション $$ |
書式($y in $$u)例2のプログラム参照[u-y-f2.txt]
ユーザデータの内容入力コマンドは,次の形式をとる.
$d |
ユーザデータの内容入力パラメータは,上述の「$d」コマンドに続いて,次の形式で記述する.
書式($d in $$u)例1
書式($d in $$u)例2
書式($d in $$u)例3
書式($d in $$u)例4
$$u
$d
reset
1゜
■■■■■ |
ユーザデータの内容コンテンツは,上述のユーザデータの内容指示($d)コマンド,内容指示パラメータ行に続いて,次のいずれかの形式で記述する.
注意
第1ケース(期) 第2ケース(期) 第3ケース(期) 第4ケース(期) …… 最終ケース (期) 第1変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行 第2変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行 第3変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行 : : : : : : : : 最終変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行
第1変量 第2変量 第3変量ス …… 最終変量 第1ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 第2ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 第3ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 第4ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 : : : : : : : 最終ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行
第1ケース(期) 第2ケース(期) 第3ケース(期) 第4ケース(期) …… 最終ケース (期) 第1変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行 第2変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行 第3変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行 : : : : : : : : 最終変量 データ, データ, データ, データ, …… データ 改行
第1変量 第2変量 第3変量ス …… 最終変量 第1ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 第2ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 第3ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 第4ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行 : : : : : : : 最終ケース(期) データ, データ, データ, …… データ 改行
ユーザデータの時系列(年次)変量属性指示の書式($y in $$u)例1 の前半部分の再掲である.
ユーザデータ・セクション($$u)のデータ内容($d)コマンドにおいて,vtypeのパラメータの直後に1変量分のデータを「,」で区切って並べている.
============= u-y-f1.txt ========= ================== ユーザデータセクション $$u $y //年次属性指示コマンド 1965.00,1987.00,大阪府内総生産 // 新期間指定(年.期)パラメータ -------------------- $d //データ内容コマンド vtype //データ内容パラメータ<変量ごと記述タイプ> 3156,3717,4432,5195,6199,7171,7632, //大阪府内総生産データコンテンツ 9069,11603,13121,14253,15908,16728,18061, 20241,22090,23145,23997,24869,26369,27267, 28030,29556 |
ユーザデータの時系列(年次)変量属性指示の書式($y in $$u)例2 の前半部分の再掲である.
ユーザデータ・セクション($$u)のデータ内容($d)コマンドにおいて,vtypeのパラメータの直後にデータを「,」で区切って1変量ずつ記述している.欠落値はスペース(△で表示)で記述している.
============== u-y-f2.txt ========= ====================== ユーザデータセクション $$u $y //年次属性指示コマンド 1965.00,1987.00,大阪府内総生産 // 新期間指定(年.期)パラメータ △△△△△△△△△△△△△△△,広島県内総生産 //(△はスペース1文字) -------------------- $d //データ内容コマンド vtype //データ内容パラメータ<変量ごと記述タイプ> 3156,3717,4432,5195,6199,7171,7632, //大阪府内総生産データコンテンツ 9069,11603,13121,14253,15908,16728,18061, 20241,22090,23145,23997,24869,26369,27267, 28030,29556 784,925,1130,1346, //広島県内総生産データコンテンツ 1637,△,△,△,△,△, //1970〜1974年度 データ欠落(△はスペース1文字) 3991,4392,4817,5207,5638,6042, 6384,6594,6834,7223,7532, 7780,8127 |
<ユーザデータ・マクロ:県内総生産の広島の対大阪比率,広島・大阪の対全国シェアの3次元推移図>
データ入力タイプ(ケース毎に記述)を除いて,書式($y in $$u)例2 と同じ.
前書式($d in $$u)例2
つまりユーザデータの時系列(年次)変量属性指示の書式($y in $$u)例2 と同じ内容のプログラムである.異なるのは,データ内容($d)コマンドの部分で,ctypeのパラメータを指示し,ケース(期)ごとにデータを記述している点である.1965年度の大阪府内総生産の数値と広島県内総生産の数値を1行に記述し,次の行には1966年度の2つの数値,というようにケース(年度)ごとに1行ずつ記述している.
欠落値は「#N/A」で記述している.実は,書式($y in $$u)例2の実行結果をExcelで表示し,その表計算シートからコピー&貼付けでプログラム中に複写したものである.Excelではエラー値は,関数「=NA()」として記述するか,直接に「#N/A」と記述することにより,「#N/A」と表示される.
============== u-d-f3.txt ========= ====================== ユーザデータセクション $$u $y //年次属性指示コマンド 1965.00,1987.00,大阪府内総生産 // 新期間指定(年.期)パラメータ △△△△△△△△△△△△△△△,広島県内総生産 //(△はスペース1文字) -------------------- $d //データ内容コマンド ctype //データ内容パラメータ<ケース(期)ごと記述タイプ> 3156 784 //1965年度の大阪の数値,広島の数値 3717 925 //1966年度の大阪の数値,広島の数値 4432 1130 //1967年度の大阪の数値,広島の数値 5195 1346 // 以下 同様 6199 1637 7171 #N/A 7632 #N/A 9069 #N/A 11603 #N/A 13121 #N/A 14253 3991 15908 4392 16728 4817 18061 5207 20241 5638 22090 6042 23145 6384 23997 6594 24869 6834 26369 7223 27267 7532 28030 7780 //1986年度の大阪の数値,広島の数値 29556 8127 //1987年度の大阪の数値,広島の数値 |
書式($d in $$u)例3のプログラム参照[u-d-f3.txt]
前書式($d
in $$u)例3や 前々書式($d in $$u)例2,書式($y in $$u)例2 と同じ内容のプログラムである.異なるのは,データ内容($d)コマンドの部分で,cfileのパラメータを指示して,外部のユーザファイルからデータコンテンツを読み込む点である.
Web版xcampusでは取り扱わない.
============== u-d-f4.txt ========= ====================== ユーザデータセクション $$u $y //年次属性指示コマンド 1965.00,1987.00,大阪府内総生産 // 新期間指定(年.期)パラメータ △△△△△△△△△△△△△△△,広島県内総生産 //(△はスペース1文字) -------------------- $d //データ内容コマンド ユーザファイル u-d-f4uf.txt cfile //データ内容パラメータ<ケース(期)ごと記述のユーザファイル読み込みタイプ> |
外部のユーザファイルには,各年度の大阪府内総生産の数値と広島県内総生産の数値を各1行に記述し,欠落値は「#N/A」で記述している.//はコメント文である.実は,書式($y in $$u)例2の実行結果をExcelで表示し,その表計算シートの関連部分だけを,[挿入]メニューの[新しいワークシート]上にコピーし,コメントを追記してファイル保存したものである.Excelではエラー値は「#N/A」と表示される.
なおこの書式例をWindowsXP/2000/98/95/NT版xcampusで実行するには,メニュー[XC実行]で[入力ファイルを伴なう処理]を選び,コンテンツの所在するファイルを指示する.Web版xcampusではユーザファイルを取り扱わないのでこの書式例の実行はできない.Linux版xcampusでは -in オプションをつけて xcrun
を実行し,プロンプトに対してユーザファイルを指示する.
// 書式($d in $$u)例4 u-d-f4.txt で読み込むユーザファイル
3156 784 //1965年度の大阪の数値,広島の数値
3717 925 //1966年度の大阪の数値,広島の数値
4432 1130 //1967年度の大阪の数値,広島の数値
5195 1346 // 以下 同様
6199 1637
7171 #N/A
7632 #N/A
9069 #N/A
11603 #N/A
13121 #N/A
14253 3991
15908 4392
16728 4817
18061 5207
20241 5638
22090 6042
23145 6384
23997 6594
24869 6834
26369 7223
27267 7532
28030 7780 //1986年度の大阪の数値,広島の数値
29556 8127 //1987年度の大阪の数値,広島の数値
書式($d in $$u)例4のプログラム参照[u-d-f4.txt]
書式($d in $$u)例4のユーザファイル参照[u-d-f4uf.txt]
ユーザデータの有効期間(range of time)を指示するコマンドは次の形式をとる.
$r |
ユーザデータの有効期間を指示するパラメータは,上述の「$r」コマンドに続いて,次のいずれかの形式の1行で記述する.なお,パラメータの期間指定は,同一セクション内の次の「$r」コマンドが現れるまで有効である.
新有効期間指定型パラメータ(2003.10.31新規)
旧有効期間指定型パラメータ
期間指定解除パラメータ
1゜ 2゜
◎◎◎◎.○○,◎◎◎◎.○○ |
1゜ 2゜
◎◎○○,◎◎○○ |
ブランク行
前書式($d
in $$u)例4について,ユーザデータの有効期間を,各県の県民所得統計(新SNA概念調整方式)の計数が揃う1975年以降に限定することにしよう.ユーザファイルは書式($d in $$u)例4のユーザファイル[u-d-f4uf.txt]
と同じものを用いている.ユーザファイルには1965年〜1987年のデータが記載されているが,欠落値を避けて有効期間限定「$r」コマンドで,1975年1月以降を有効とするように指示している.年次データのばあいでも,有効期間の始点月は1月,終点月は12月と指示
するか,「年.00」もしくは「年.」と記述しなければならない.
このように同一ユーザファイルを用いて有効期間を異にする複数の分析が可能になるのである.
============== u-d-f4.txt ========= ====================== ユーザデータセクション $$u $r //有効期間限定コマンド 1975.01,9999.99 //1975年1月から最終時点まで 新有効範囲指定パラメータ $y //年次属性指示コマンド 1965.00,1987.00,大阪府内総生産 // 新期間指定(年.期)パラメータ △△△△△△△△△△△△△△△,広島県内総生産 //(△はスペース1文字) -------------------- $d //データ内容コマンド ユーザファイル u-d-f4uf.txt cfile //データ内容パラメータ<ケース(期)ごと記述のユーザファイル読み込みタイプ> |
書式($r in $$u)例1のプログラム参照[u-r-f1.txt]