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法人企業統計の経常利益の規模別シェアの位相バブルグラフ
第10章 シェアの時系列の位相バブルグラフ 法人企業統計季報データから、資本金1千万以上1億円未満の中小企業、資本金1億円以上10億円未満の中堅企業、資本金10億以上の大企業による3つの区分で、経常利益構成比(シェア)を求める。 大企業・中堅企業・中小企業の構成比(シェア)に関して、横軸に各シェアの移動平均をとり、縦軸に各シェアの移動勾配(微分係数に相当)をとって描く1次元位相図ごとに、散布点の大きさ(バブル)をそれぞれの経常利益の規模に比例させた1次元位相図、すなわち位相バブルグラフを描く。
【叢書書籍版訂正】法人企業統計季報の原系列は四半期データであり,年度に集計する際に第2四半期からの1年分をその年度数値とすべきところを,第4四半期からの1年分(月次のプログラムを援用したので4月を意味する4のまま集計)で計測しているので, 図10.1,図10.2,図10.3に半年先行の時間のずれが生じている。このページの下記に掲載している図 は修正済みである。
このようなミスを防ぎ,月次と四半期の違いで修正の生じないプログラムを標準にするために,さらには原系列の動きを生かすために,下記のプログラムでは年次への集計を行わない。
年次へのデータ編集を行うには,プログラム中の●印の3行について,必要ならばオペランド(標準では合計を意味する&.s)や定数項の始点期(標準では暦年を意味する「1,1」)を変更した上で先頭//を取られたい。図10.2の位相バブルグラフはXCAMPUSビューア上の操作で,
[修飾]⇒[散布点の表現]⇒[点識別・軌跡]
[奥行軸]⇒[圧縮]⇒[0%]
[修飾]⇒[3次元散布点の塗りつぶし色]⇒[色直線R(奥+)G(奥-)B(max)]
で描出することができる。図10.1の散布点の大きさが均等な普通の1次元位相図は,図10.2の位相バブルグラフのXCAMPUSビューア上の操作で,
[修飾]⇒[3次元散布点の輪郭サイズ]⇒[バブル変量比例]⇒[同一サイズ]
[修飾]⇒[3次元散布点マーク]⇒[表示○□◇順]
で描出することができる。
図10.3の位相バブルグラフの立体図は,図10.2の位相バブルグラフのXCAMPUSビューア上の操作で,
[奥行軸]⇒[圧縮]⇒[圧縮伸縮解除]
[修飾]⇒[3次元散布点リンク]⇒[直線描画]
[グラフのウインドウの左半分ないしは右半分をマウス左クリック]を何度か繰り返してグラフを回転させて
描出する。
作成 2009年2月
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